北村さんちの遺跡めぐり
更新日2021/7/22
八幡古墳群
パンフレット「小松と能美の平野を見渡す古墳群」から撮影日2016/11/13
2020/9/30
2020年12月10日に
小松市河田山古墳群資料館で開催された小松・能美2市連携企画展「小松と能美の平野を見渡す古墳群」を見学した。
小松市の古墳は、見学できるものはほとんど見学していて、特に新しいものはないかなと思ったが、
この企画展のためにつくられたパンフレットに、「八幡古墳群」が紹介されていた。
八幡古墳群 ヤワタコフングン |
小松市八幡 撮影日2021/3/27 |
「八幡古墳群」の存在は知っていたが、場所がよくわからなかった。
パンフレットの写真とネットの航空写真で場所を特定し、現在の状態を見学に行く。
梯川左岸域へのまなざし 現在、小松・能美の平野を見渡す古墳群の研究は、 発掘成果の充実する梯川右岸域を中心に進められている。 梯川左岸域の低地には、加賀国誕生の時代まで継続する集落遺跡が密集するが、 それらの遺跡を望む軽海から八幡にかけての丘陵や台地では発掘成果が少なく、 昔の開発で失われた古墳が数多いと考えられている。 近年になって確認された八幡古墳群では、 古墳築造前に集落が営まれたのち、直径10〜20mの円墳が複数築かれた。 墳丘が失われた古墳が多いが、 7世紀初頭の切石積横穴式石室(1号墳)、 横穴式木室(2号墳)のほか、 その後の調査で6号墳は全長55mの前方後円墳とわかった。 梯川左岸域には、河田山や埴田後山など右岸域の古墳群と対をなす古墳群が、 ほかにも存在していたかもしれない。 (パンフレットから) |
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八幡古墳配置図 航空写真 (パンフレットから) 北から見ている。 平成3〜7年、小松バイパス建設に先立つ 調査の時の写真 左側の白い建物は小松市立高校、青い屋根の建物は民間の会社で、 その南側に6号墳の前方部が残る 国道8号線(小松市バイパス)佐々木インターチェンジの南約100m。 現在は、ほとんどが8号線の下に埋もれている。 |
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八幡5号墳・6号墳 (パンフレットから) 6号墳の築造時期は中期(5世紀初頭)と 後期(6世紀後葉)の2説あるが、 確証のある出土遺物はない。 |
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6号墳は 全長55mの前方後円墳 (八幡大塚といわれている古墳か) 前方部がだけが残されている。 平成20年には、前方部北側が調査されている。
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「小松と能美の平野を見渡す古墳群」 パンフレットから |
小松市国府台 河田山古墳群史跡資料館 見学日2020/12/10 |
「小松と能美の平野を見渡す古墳群」のパンフレットの写真が、とてもきれいなので、紹介する。
後日、それぞれのページに振り分けます。
表紙
加賀立国1200年遺跡魅力発信委員会発行
「小松と能美の平野を見渡す古墳群」の
展示解説として作成されたもの
2023年には、加賀立国1200年となるが、
記念イベントは開催できるのだろうか…。
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ブッショウジヤマ古墳群のページ |
写真は全て、企画展「小松と能美の平野を見渡す古墳群」のパンフレットからの引用です。