北村さんちの遺跡めぐり
能美市(旧寺井町) 地図g
末寺山古墳群 |
寺井町末寺山寺山 |
2019年現在の情報です。
16年ぶりくらいに来たら、除草がされていて、それぞれの古墳前に標柱が立っていた!
末寺山古墳群配置図
南尾根支群は、土取りで消滅して、
現在は、住宅街となっている。
中尾根支群は
水道施設で、3・4号墳が消滅
2号墳と13号墳が、草むらの中に残る。
北尾根支群は、
整備されて見学しやすい状態となっている。
8号墳が書かれていない
末寺山1号墳 | 墳形確認できない。消滅。 |
末寺山2号墳 | 主軸長31mの前方後方墳。4世紀後半の築造と推定されている。 |
末寺山3号墳 | 消滅。 |
末寺山4号墳 | 消滅。 |
末寺山5号墳 | 全長29m(周溝を含むと33m)の前方後方墳。 木棺直葬 4世紀代の築造と推定されている。 |
末寺山6号墳 | 全長約57mの前方後方墳。4世紀代の築造と推定されている。 |
末寺山7号墳 | 径7m高さ1.5mの円墳。 箱型粘土槨。6世紀前半〜中頃の築造と推定されている。 |
末寺山8号墳 | 径7〜8m、高さ1mの円墳。 未調査。5号墳のくびれ部北のくぼみにある。 |
末寺山9号墳 | 長径15m、短径10m高さ0.7mの円墳。未調査。 |
末寺山10号墳 | 長径15m、短径10m高さ0.5mの円墳。未調査。 |
末寺山11号墳 | 径約15m、高さ約1mの円墳。未調査。 |
末寺山12号墳 | 確認されない。(?) |
末寺山13号墳 | 径約14m、高さ0.8mの円墳。未調査。 |
末寺山14号墳 | 確認されない。 |
末寺山15号墳 | 確認されない。 |
末寺山16号墳 | 円墳か?周溝確認。主体部未調査。 |
末寺山17号墳 | 径10m、溝幅1〜2m、高さ1mの円墳。 主体部未調査。 |
末寺山古墳群 北尾根支群 |
尾根上に10基の古墳が並んでいる。
北尾根支群配置図 (「古墳を見つける山歩き」資料より)
元の図には、11・12号墳が書かれていなかったが、
「古墳を見つける山歩き」当日の説明から、この2基の古墳を書き足した。
形・大きさについては、以前調べたままの情報なので、現在とは違っているかもしれない。
末寺山12号墳 | |
以前の情報では、「確認されない」となっているが、現在高まりが確認できる。 | |
南から見る |
北西から見る |
末寺山11号墳 | |
径15m・高さ1mの円墳 未調査。 | |
西から見る |
北西から見る |
末寺山10号墳 | |
長径15m・短径10m・高さ0.5mの円墳 未調査。 | |
標柱が立っている。 |
北から見る |
末寺山9号墳 | |
長径15m・短径10m・高さ0.7mの円墳 未調査 | |
南西から見る 奥は7号墳 |
北北東から見る |
末寺山7号墳 | |
径7m・高さ1.5mの円墳 内部主体は箱型粘土槨。 直刀2、刀子1、鏃4、坏12、高坏1、はそう1、直口壷1、轡1.などが出土 6世紀前半〜中頃の築造と推定されている。 |
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西南西から見る |
南東から見る |
5基の円墳の東側には、2基の前方後方墳が並ぶ。
6号墳は、末寺山古墳群最大の前方後方墳。
末寺山6号墳 | |
全長55mの前方後方墳 前方部長さ20m(不整形) 後方部長さ35m・幅30m・高さ5m くびれ部幅15m 主体部・周溝未調査。 4世紀代の築造と推定されている。 6号墳 実測図 (「古墳を見つける山歩き」資料から) 末寺山古墳群中最大の古墳 |
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後方部斜め後ろから墳丘を見る |
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前方部から後方部を見る |
くびれ部のくぼみから後方部を見る |
後方部から前方部を見る 人の目で見るとくびれ部がくっきり |
後方部の大きな盗掘坑? |
以前に見学したときは、末寺山5号墳だけが整備されて、周りに植栽があったが…。
末寺山5号墳 | |
全長29mの前方後方墳。 周溝を含むと33m 前方部長さ10.5m・幅6.5m・高さ3.5m 後方部長さ18.5m・幅21m・高さ5m くびれ部幅7m。 後方部が大きく、前方部が小さい。 内部主体は木棺直葬。 後方部に埋葬施設があったらしく鉄剣が副葬されていた。 土師器壷片(壷棺らしい400片)も出土。 古墳時代前期(4世紀代)の築造と推定される。 末寺山5号墳 実測図 (「古墳を見つける山歩き」資料から) 5号墳のくびれ部のくぼみに8号墳がある。 5号墳の北側に16号墳がある。 |
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5号墳全景 植栽の内側に入り込んで撮る。 人間の目で見ると くびれ部などがくっきりしているのだけど、 写真ではよく分からないのが 非常に残念だ… |
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前方部から後方部を見る |
後方部から前方部を見る |
くびれ部のくぼみから後方部を見る |
後方部脇から墳丘を見る 右奥前方部 |
5号墳のくびれ部のくぼみにある高まりは、8号墳。
末寺山8号墳 | |
径7〜8m・高さ1mの円墳。 未調査 昭和52年度には古墳の可能性が薄いと報告された。 |
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北側に立てられた標柱 |
古墳らしい高まりだが…。奥は5号墳 |
5号墳の北側にあるのは、16号墳。崩れているので、形は不明。
末寺山16号墳 |
円墳か?周溝が確認されている。 主体部は未調査。 |
墳丘は削られているのか よく分からない |
5号墳の東にあるのが、17号墳。
末寺山17号墳 | |
径10mの円墳 溝幅1〜2m、高さ1m 主体部は未調査。 | |
17号墳の標柱があるが、17号墳はずっと奥 |
17号墳墳丘 わずかな高まりしかない |
17号墳の標柱と、墳丘の間にある高まり こっちの方が古墳らしい!? |
末寺山古墳群 中尾根支群 |
4基の古墳があったといわれているが、2基が残っている。
現状保存。
末寺山2号墳 | |
主軸長31mの前方後方墳 前方部幅11m、後方部幅22m、高さ4.5m 土師器片が出土 半壊。 4世紀後半の築造と推定されている。 |
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2号墳の標柱 右に後方部 |
墳丘は残っているようだ |
末寺山13号墳 | |
径14m・高さ0.8mの円墳。 未調査。 | |
標柱が立っている。 |
現状保存 |
末寺山3号墳・4号墳 | |
未調査のまま、水道施設建設で消滅 2号墳の東側に東屋があり、その奥には、古墳を壊して水道施設がつくられている。 |
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東屋の奥に水道施設 |
水道施設は立入禁止 |
2003・2004年の末寺山古墳群 |
和田山はきれいに整備され公園になっているが、末寺山は末寺山5号墳だけが整備されているだけで、
5号墳のとなりにある、末寺山最大の末寺山6号墳や、
そのとなりの尾根にある末寺山2号墳は整備されていなくて、木や草が生え放題である。
前方後方墳3・円墳6・墳形不明3の計12基が確認されている。発掘調査は2・5・7号墳だけがされている。
末寺山1号墳 | 墳形確認できない。消滅。 |
末寺山2号墳 | 主軸長31m、前方部幅11m、後方部幅22m、高さ約4.5mの前方後方墳。 土師器片が出土 半壊。 4世紀後半。 |
末寺山3号墳 | 消滅。 |
末寺山4号墳 | 消滅。 |
末寺山5号墳 末寺山5号墳 前方部横から後方部を望む 撮影日2003/4/27 植栽がジャマで墳丘がよく見えない 末寺山5号墳(亀塚)実測図 説明板から 撮影日2003/4/27 全長29m(周溝を含むと33m)の前方後方墳。 前方部長さ10.5m・幅6.5m・高さ3.5m 後方部長さ18.5m・幅21m・高さ5m くびれ部幅7m。 後方部が大きく、前方部が小さい。 内部主体は木棺直葬。 後方部に埋葬施設があったらしく鉄剣が副葬されていた。 土師器壷片(壷棺らしい400片)も出土。 古墳時代前期(4世紀代)の築造と推定される。 復元整備 西側から見た末寺山5号墳全景 撮影日2004/2/22 |
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末寺山6号墳 測量図 (「小松と能美の平和を見渡す古墳群」パンフから) 末寺山6号墳は 全長57mの前方後方墳。前方部長さ20m、不整形。 後方部長さ35m、幅30m、高さ5m くびれ部幅15m 主体部・周溝未調査。 4世紀代の築造と推定されている。 北側の平地から望遠で見る後方部 (撮影日2004/2/22) 西から見た末寺山6号墳 (撮影日2004/2/22) |
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末寺山7号墳 | 径7m・高さ1.5mの円墳。 内部主体は箱型粘土槨。 直刀2、刀子1、鏃4、坏12、高坏1、はそう1、直口壷1、轡1.などが出土した 6世紀前半〜中頃の築造と推定されている。 |
末寺山8号墳 | 径7〜8m、高さ1mの円墳。 未調査だが、昭和52年度には古墳の可能性が薄いと報告されている。 |
末寺山9号墳 | 長径15m、短径10m高さ0.7mの円墳。 未調査。 |
末寺山10号墳 | 長径15m、短径10m高さ0.5mの円墳。 未調査。 |
末寺山11号墳 | 径約15m、高さ約1mの円墳。 未調査。 |
末寺山12号墳 | 確認されない。 |
末寺山13号墳 撮影日2004/2/22 |
径約14m、高さ0.8mの円墳。 未調査。 |
末寺山14号墳 | 確認されない。 |
末寺山15号墳 | 確認されない。 |
末寺山16号墳 | 円墳か?周溝確認。 主体部未調査。 |
末寺山17号墳 | 径10m、溝幅1〜2m、高さ1mの円墳。 主体部未調査。 |
和田山末寺山古墳群配置図