雲部車塚古墳 |
兵庫県篠山市東本荘 |
PM 5:00 着 兵庫県最初の古墳は、雲部車塚古墳だ。
宮内庁陵墓参考地となっている。
雲部車塚古墳全景
左(西) 後円部
雲部車塚古墳は
墳丘全長140mの前方後円墳
後円部径80m・高さ12m、
盾型周濠がめぐる
さらに外側には、周庭帯の痕跡が認められる。
(2006年の調査で、周濠の12m外側に周庭帯外縁の区画溝が初めて発見された)
5世紀初頭の築造と推定されている。
明治29年に村民により試掘、後円部で竪穴式石室を発見、内部には組合せ式長持型石棺が納められていた。
石室内部は朱色で染められていて、甲冑、刀剣などの副葬品が見つかった。
立派な副葬品が出土したが、ほとんどは埋め戻されたという。
その後、明治33年(1900)、陵墓参考地となり、立入禁止となってしまった。
雲部車塚古墳
西から後円部につながる土橋
左(北)奥に 北側陪塚が見えている。
雲部車塚古墳 北側陪塚
径30mの円墳
雲部車塚古墳 南側陪塚
一辺27mの方墳
車塚古墳の南北にそれぞれ陪塚が1基ずつある。
陪塚は元々は7基あったが、現存するのはこの2基だけだ。