北村さんちの遺跡めぐり

中能登町(旧鹿島町)     地図g      

二宮古墳群  

中能登町(旧鹿島町)二宮
 (撮影日2004/10/11
2016/4/10)

能登二宮の 天日陰比盗_社の西にある2基の古墳群だが、どちらも石室石材が露出している。

能登二宮 天日陰比刀iアメヒカゲヒメ)神社

祭神は草木や建造物の守護神である「屋舩久久能智命(ヤフネククノチノミコト)」と
     「大己貴命(オオナムチノミコト)=応神天皇」
二千百余年の歴史を持つ延喜式内社で、鎌倉時代に能登国二宮となった。

61年ごとに羽咋鹿島両郡市の諸難退散祈願祭がある。

古墳のそばに墓地公苑ができて、きれいになり駐車場もあります。(墓地の駐車場ですが)

 二宮行人塚古墳(二宮1号墳) 
 2004年の二宮行人塚古墳   (撮影日2004/10/11)

二宮行人塚(二宮1号墳)

盛土の大部分が、削平、流出して
 横穴式石室の天井石の一部が露出している。
2016年の二宮行人塚古墳      (撮影日2016/4/10)

二宮1号墳 大きな石材が露出している

二宮2号墳方向から見た1号墳
   



二宮1号墳から北西方向を見ると、
     2号墳が見える



小さくてよく見えないが
写真中央あたり民家の間に
   2号墳の石材が見える。


 二宮2号墳      (撮影日2016/4/10)
 二宮2号墳は、昭和45年に発掘調査された。
 石室は8.7m、直刀1、鉄鏃3、須恵器6などが出土したが盗掘でほとんどが持ち出されていた。
 この古墳の特徴は、
   石室が地山を掘り込んで構築されていること、
    石室の幅が80〜100cmと狭く、県下の横穴式石室でも異例のものである。
             (説明板から)

 二宮2号墳  南から見る
 奥は「墓地公苑にのみや」

東から見た二宮2号墳

      

機具岩・夫婦岩

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