北村さんちの遺跡めぐり
羽咋市 地図g
朝日山出土板碑 羽咋市指定文化財 |
羽咋市福水町滝 |
羽咋市歴史民俗資料館に入ったところに、板碑が展示してある。
羽咋市福水町の朝日山で発見された板碑 昭和54年の送電線鉄塔工事による発掘調査で出土。 板碑とは、石造りの卒塔婆や供養塔の一種で、 五輪塔などとともに中世の仏教信仰を特徴づける石造物資料。 この板碑は、自然石の平坦面を利用して、中央に梵字(サンスクリット)が彫られている。 とくに、右側の板碑には制作年が彫られていて、 鎌倉時代の蒙古襲来のころ、弘安2年(1279)に造られたことがわかる。 これは北陸地方の最古の板碑である。 発見後、朝日山にあった福水町の白山神社の奥宮に置かれていたが、 平成17年に起きた大規模な地すべりにより鉄塔が倒壊し、奥宮にも影響が出たため、 山から降ろされて当館で保存している。 |
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板碑 実物 |
拓本 |