北村さんちの遺跡めぐり
七尾市 地図g
能登国分寺跡 |
七尾市国分町・古府町 |
七尾駅から東往来(旧街道)を南に行くと国分町がある。そこに国分寺史跡公園がある。
国分寺跡とその周りが広大な公園となっており、グラウンドゴルフをしている人たちがたくさんいた。
復元されているのは「南門」だけであるが、塔の心礎、金堂、講堂の礎石が広大な敷地に配置されている。
この辺りの町名には、古府(フルコ)国下(コクガ)府中(フチュウ)などがあり、国府の名残を残すものとして興味深い。
南北215m・東西160m、 約4haの南北方向にやや長い長方形の寺域 南から北に向かって、南門、中門、 右側に塔、左側に金堂を配し、正面に講堂を置く 法起寺式の伽藍配置である。 |
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倉庫跡 |
塔跡 |
2017年の 能登国分寺跡 古府・国分遺跡 |
七尾市国分町・古府町 |
石川県埋蔵文化財センターのホール展「口能登・中能登の古代遺跡」に紹介されていた遺跡。
埋文説明文 【古墳時代終末期、奈良・平安時代〜中世】の遺跡 西の眉丈山系と東の石動山系に挟まれた邑知地溝帯の北端にある。 1970(昭和45)年以来、数回の確認調査で法起寺式の伽藍配置を確認、 国史跡に指定され現在は史跡公園になる。 古府・国分遺跡(フルコ・コクブイセキ)では、 国分寺の経営に関わる建物群や瓦塔、硯など寺院関連遺物が確認されている。 今回の調査区 調査区には、新しい道路ができ、 その横では、 七尾博物館の建設が進んでいる。 |
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B区 掘立柱建物群 (埋文展示から) |
出土した 土師器・甑 須恵器・双耳瓶 (埋文展示から) |
出土物展示の様子 (埋文展示から) |
能登国分寺展示館は、冬季閉鎖中だった・・・。
能登国分寺公園 能登国分寺は、平安時代初めの承和10年(843)につくられ、 疫病や飢饉、反乱などによる国内の乱れを仏教の教えにより抑え、 平安な世にする祈りの場として400年間栄えた寺である。 昭和45年から発掘調査を行い、49年に国史跡となる。 平成元年から文化庁の「ふるさと歴史の広場」事業として整備を始め、平成4年にオープン。 能登国分寺跡案内図 1000年前の姿そのままに復原された 南門と塀をはじめ、 塔、金堂、講堂、回廊などの建物跡の 遺構を整備してある。 |
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能登国分寺公園 復原された南門と塀 |
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中門跡 |
回廊跡 |
塔跡 |
講堂跡と回廊 |
北門跡 |
中門跡から見た南門 |
ミュージアム | のと里山里海ミュージアム | 七尾市国分町イ部 能登歴史公園内 撮影日2022/7/28 |
2018年10月に開館したミュージアム。入館無料。
常設展示のほかに、企画展「竹と里山」が見学できた。
能登歴史公園(国分寺地区)
案内図
(現地案内板から)
ミュージアム入口
能登立国1300年の節目として、七尾・能登歴史公園に「のと里山里海ミュージアム」が建てられた。
国連の世界農業遺産に認定されている能登の里山里海。
その歴史や文化、民俗、暮らし、恵まれた自然を総合的に学ぶことが出来る新しい博物館。
「里海」「里山」「七尾の大地」「七尾の祭り」「歴史」の5つのコーナーがある。
歴史コーナーに古墳関係の資料があった。
須曽蝦夷穴古墳の出土品 左から 須恵器杯身・杯蓋 ホゾ孔鉄斧(レプリカ) 銀象嵌円頭太刀(レプリカ) |
国分尼塚古墳群の出土品 その1 八鳳鏡(ハチホウキョウ) 左 実物写真 右 レプリカ 大きさは直径15.8cm、厚さ1.1cm 鏡面厚さ0.25cm |
国分尼塚古墳群の出土品 その2 左から 勾玉(ヒスイ)、 管玉、 器台(土師器) |
細口源田山遺跡の出土品 弥生土器 方形周溝墓に供えられた土器 弥生時代中期後半 (約2100年前) |