北村さんちの遺跡めぐり
七尾市(田鶴浜町) 地図g
垣吉A古墳群・垣吉A墳墓群 |
七尾市(旧田鶴浜町)垣吉 |
以前、発掘直後に来たことがある所みたいだ。
そのときは、何がなんだかわからなかった。
垣吉A古墳群・垣吉A墳墓群配置図
サンビーム日和ヶ丘という複合施設の中の公園として整備された。
標高18m〜20mの丘陵の東から南の先端部に築造されている。
方形周溝墓4基(弥生時代後期)、方形台状墓1基(弥生時代終末期)
円墳41基(古墳時代中期〜後期)、横穴3基が確認されている。
垣吉A33号墳(古墳時代中期・6世紀前半〜7世紀前半?)
直径7m・周溝の幅1m・高さ1mの円墳
古墳の中央に箱式石棺が築かれていた。
石棺の大きさは、長さ195cm・幅70〜80cm・高さ35cm。
副葬品として刀子と鉄鏃が埋葬されていた。
42号墳(?)
17号墳(?)
垣吉A墳墓群
弥生時代後期〜終末期の築造。
墳丘の高さは50cmほど。
溝で周囲を方形状に仕切り、内側に遺体を埋葬した墓坑がある。
第4方形周溝墓の第1墓坑は長さ2.6m・幅1m・深さ0.45m。
墓坑の上や周囲の溝から、葬送儀礼に使用した弥生土器が割られた状態で出土した。
垣吉A43号墳
直径8m・周溝の幅1.5mの円墳。
開墾されていて高さ・埋葬状態は不明。
周溝部分から須恵器や土師器が多数出土した。
一番大きい36号墳と思われる盛り上がり。
平和塔の横にある。
横穴や10〜16号墳があると思われる雑木林。
その横は住宅地となり、おしゃれな家がたくさん建っている。
発掘調査をしたのは、第1方形周溝墓・第4方形周溝墓坑・33号墳・43号墳だけだ。
七尾市二宮川下流の古墳
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