北村さんちの遺跡めぐり
更新日2012/12/6

近畿のお散歩シリーズ・その2
池田市の鉢塚古墳ほか
2012/10/19・27

時間がなかなか取れないので、少しずつ、ページを作っていこうと思います。
大阪に住む長男の家から、阪急電車に乗って、孫とお散歩。

豊中市・池田市の地図g

 鉢塚古墳
府指定史跡

大阪府池田市鉢塚
 (撮影日2012/10/19・27)

阪急宝塚線池田駅から南東に、ベビーカーを押しながら20分ほど歩く。最後はかなりの上り坂。
鉢塚古墳は、五社神社にある。


  五社神社と鉢塚古墳
   墳丘はよくわからない

  五社神社正面 
 「五社神社」と刻まれた石碑の右側に
 「史跡鉢塚古墳」と刻まれた石碑も立てられている。

  拝殿から見た五社神社本殿   

鉢塚古墳石室は、五社神社の奥の院となっている。
  本殿の右側奥に鉢塚古墳への通路があり、
  戸をあけると、石室が見える。
鉢塚古墳径45mの円墳で周溝を含めると径60mの規模となる。(2001年発掘調査)
 両袖式横穴式石室は、全長14.9m
   玄室長さ6.5m・幅3.2m・高さ5.2m 羨道長さ8.4m・幅1.7m・高さ2.1m
 家形石棺があったと考えられている。
 玄室内にある十三重塔(石造)は 室町時代前期のもので、国の重要文化財となっている。

  鉢塚古墳石室 入口右側から写す

  鉢塚古墳石室入口左側から写す
   石棺材で補修されている?

  鉢塚古墳 羨道
羨道の途中に扉があって玄室まで入る事はできない。

    鉢塚古墳 羨道から入口を見る

  鉢塚古墳  扉の間から玄室を見る
 センサーで内部は明るくなる
 高い天井!

鉢塚古墳 玄室
カメラを床にくっつけるようにして、
玄室の天井を写す。

玄室まで入れなかったので、高さを実感することができなかった。残念!
京都の蛇塚古墳の玄室の高さは、5.3m、この鉢塚古墳の玄室の高さは5.2m…すごく高いのです!

 一乗院

大阪府池田市鉢塚
 (撮影日2012/10/19)

鉢塚から南へ100mくらいにある。案内板に池田市の重要文化財があると書かれている。


一乗院

本尊の木造 聖観音立像(12世紀末の制作)、
木造 多聞天立像(12世紀の制作)、
木造 春日竜神立像(室町時代の制作)は
いずれも池田市重要文化財の指定を受けている。
この三つの池田市重要文化財の説明板がある。実物は収蔵庫に納められている。

 原田神社

大阪府豊中市中桜塚
 (撮影日2012/10/19)

阪急岡町駅の東側、岡町商店街の中ほどにある。
この商店街は、原田神社の門前町として栄えたのではないだろうか。
社伝によると、創建は奈良時代以前、天武天皇の時代にさかのぼるといわれている。


田神社本殿
国指定重要文化財

慶安5年(1652年)の建立(棟札から確認されている)
五間社流造の形式を持ち、
正面に千鳥破風および軒唐破風がみられ、屋根は檜皮葺(ヒワダブキ)




近畿のお散歩シリーズ・その2  おわり
(近畿のお散歩シリーズ・その1 は 兵庫県宝塚市の中山寺古墳です)

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