北村さんちの遺跡めぐり

貝塚市    貝塚市の地図g

(地蔵堂)丸山古墳
国史跡

大阪府貝塚市地藏堂
   (撮影日2017/10/20))

貝塚市立南小学校のすぐ北にあるが、まわりを住宅に囲まれていて、駐車する場所はない。

 (地蔵堂)丸山古墳は  全長約70mの前方後円墳
 後円部径43m・高さ5m、前方部幅27m・高さ4m、
 後円部3段・前方部2段築成  周濠は確認されていない
 葺石あり 
 円筒埴輪のほか、朝顔形埴輪、冠帽形埴輪が出土している。 
 古墳時代前期後半(4世紀後半)の築造と推定されている。

 古墳の南側の貝塚市立南小学校の敷地内から
 5世紀に築造されたと推定されている円墳4基と方墳2基が確認されていて、
 丸山古墳を盟主とする地蔵堂古墳群(1号墳〜6号墳)を形成していた
と考えられている。
 各古墳からは古墳に供えられていた各種須恵器類(貝塚市指定文化財を含む)が出土。

 1585(天正13)年、羽柴秀吉(豊臣秀吉)が橋本の積善寺城攻めの際、
  この古墳に本陣を置いたと云われている。


空から見た丸山古墳
(説明板から)

丸山古墳入口
民家に囲まれていて、ここからしか入ることができない。

後円部頂

墳頂には石が少し見えている。

後円部から前方部を見る

前方部から後円部を見る

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