北村さんちの遺跡めぐり
更新日 2014/11/19

舘山寺温泉の古墳 2014/9/5・6

熱海へ法事に出かけ、その前にちょっと寄り道、舘山寺温泉へ

静岡県最初の古墳は、舘山寺古墳となりました。

静岡県の地図g



浜名湖SAから見た舘山寺温泉

宿泊する鞠水亭が山の間から見えている

左の山は大草山  右の山は舘山寺のある舘山

手前は、もちろん浜名湖!
舘山寺温泉の歴史は意外と新しい。昭和33(1958)年開湯。
私が子どものとき、静岡県旧細江町(気賀)に住んでいたことがある。
5才上の姉の小学校の遠足は、この舘山寺温泉だったそうだ。なんと船で舘山寺に行ったそうだ。
開湯まもないころの話だ。 私はその頃は幼稚園児だった。

現在、舘山寺へ行くには、浜松西ICを降りて、行く。
平成29年には、舘山寺温泉スマートインターが開通予定だそうで、便利になる。

舘山寺
舘山寺(穴大師)古墳
浜松市西区舘山寺町
撮影日2014/9/5

舘山寺温泉の北の山にある。

 舘山寺

舘山寺温泉のメインストリートから見た
舘山寺登り口

愛宕神社の鳥居をくぐって、舘山をのぼる

愛宕神社

境内には蟹が歩いている。


舘山寺本堂
  愛宕神社の東側にある。


舘山寺(曹洞宗)は、
  弘法大師によって開かれたといわれている。

中国蘇州寒山寺と友好提携をしている寺。

見逃した「明治の鐘」が左側に写っている!!

舘山寺横の石段をあがったところに、舘山寺古墳(穴大師)がある。

 舘山寺(穴大師)古墳
 径12mの円墳
 横穴式石室が早くから開口している。
 全長8.4m・玄室幅2.4m・高さ2.1m

 寛政年間(1789〜1800)に書かれた東海道名所図絵にも、火穴としてこの古墳が紹介されている。

 弘仁元年、弘法大師が舘山寺開創の折、こもった霊窟といわれている。
 中には自作の弘法大師石像が安置されている。
 昔から「穴大師」と呼ばれ、無病息災・心願成就のお大師様として信仰されている。

穴大師古墳墳丘

羨道部分には、絵馬や説明文が並んでいる。

羨道から玄室を見る

奥壁には、絵馬がたくさん掛けられている

雨上がりで蚊がいるので、早々に退散・・・・


大梵鐘
本堂そばのお守り授与所の階段を上ったところにある。
口径約129cm 重さ約3.3t

静岡県最大
湖面から30mの高さにある。

これが
「明治の鐘」かと思ったが、違った・・・・見逃した・・・・


「明治の鐘」とは
中国寒山寺との友好提携記念の鐘。
1905(明治38)年、伊藤博文首相が友好のため両寺に同じ梵鐘を贈った。
その後戦争の混乱で無くなったが、
2006(平成18)年に友好提携をを結んだことをきっかけに、観光協会が仲介役となって、
寒山寺で保管されていた対の梵鐘を参考に、梵鐘を複製した。
本堂西側正面に展示されている。



見逃したと思っていた「明治の鐘」が
本堂左に写っていた・・・・・。



上の舘山寺本堂の写真の拡大だ。



舘山寺温泉・ホテル鞠水亭に宿泊。



鞠水亭の部屋から見た景色



舘山寺本堂の屋根や大梵鐘の建物が見える。


奥には、来る時に休憩した浜名湖SAが見える。



舘山寺の西側に見えている「浜名湖パルパル」の観覧車は、夜はライトアップされる

ライトアップされた観覧車

花火のようだ!

色が変わったり、ライトアップの形が変わったりする。

ずっと花火を見ているような気持だった。



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