北村さんちの遺跡めぐり

恵那市   地図g

大正村 散策
県史跡
恵那市明智町大正村
撮影日2010/4/25

炭焼古墳から約1時間後、大正村に到着。
小さな町に大正時代前後の町並みや路地が残る。自然なところがいい。





大正村配置図





十六銀行
現役の銀行

逓信資料館
明治8年の開局
郵便、電信、電話の資料を展示している
現郵便局は隣にある。


左 十六銀行
右 大正村資料館

大正村資料館は木造4階建の大正建築で
生産された繭を農家から買い取ったり、
預かった繭を収納するための銀行の繭蔵だった。


大正村役場
明治39年建築、昭和32年まで明智町役場として使われていた。
現在、案内所・休憩所となっている。
大正村発行の「大正村絵地図」がもらえる。


絵画館
元小学校跡


大正ロマン館
モダンな大正期の洋風建築をイメージして建てられた。
平成6年開館の新しい建物

大正村展示館
旧町営発電所 電気事業部跡



大正路地

白と黒のコントラストがきれいな通り



    

徳平古墳
県史跡
恵那市明智町大正村
撮影日2010/4/25

明知鉄道明智駅の裏を流れる滝坂川の両岸の丘陵先端に2基の横穴式石室墳がある。

北側にある徳平古墳はイトウハチミツの裏山にあるとのことなので、イトウハチミツを目指す。
イトウハチミツの作業場にいた女性に、商工会発行の「大正村絵地図」をいただき、
徳平古墳の上り口まで案内してもらった。

その女性は昔、養蜂で石川県高松町(現かほく市)に行った事があるということで、とても懐かしがっておられた。
イトウハチミツの横の狭い路地をすり抜け、山をすこし上ったところにある。

徳平古墳全景

径11.5m・高さ2.2mの円墳


徳平古墳石室入口

横穴式石室は
 胴張りのある玄室の長さ3.3m・幅1.9m・高さ1.75m
 羨道の長さ1.9m・幅1.2m
4体が埋葬されていた。
副葬品は装身具・武具・土器類がある。


徳平古墳 羨道から玄室を見る

床には敷石が残る

徳平古墳 玄室から入口を見る

大正村の絵地図は2種類ある。
どちらにも徳平古墳と久後古墳が描かれているがどうやっていくのか全く分からない。
イトウハチミツの女性がいなかったら、徳平古墳にはたどり着かなかったと思う。

久後古墳
県史跡
恵那市明智町大正村
撮影日2010/4/25

久後古墳は徳平古墳の川をはさんで向かい合うとのことなので、滝坂川をわたり狭い坂道を上る。
明智セラミックス明和寮が2棟並んでいる。その前に小さな墳丘。

久後古墳
山の斜面にある

径8.5mの円墳
説明板はない。

久後古墳の山側から大正村をみる。

写真の左側にはイトウハチミツが眼下に見える。
   

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