北村さんちの遺跡めぐり
更新日 2022/9/13
明泉寺 町指定史跡 |
鳳珠郡穴水町明千寺 撮影日2022/7/27 |
沖波十三塚の北約2kmにあるお寺には、頼朝の墓といわれる石塔がある!!
現地説明板 「明泉寺石塔群在地」として石川県指定史跡となっている。 指定の理由は 中世の寺院構造、仏教文化の特質意義を知る全国で極めて重要な遺構である。 明泉寺境内に約150基、明泉寺から300m離れた通称鎌倉屋敷と呼ばれる墓地には 約70基の宝篋印塔、五輪塔、板碑などがある。 とくに、石造五重塔は、国指定重要文化財となっている。 明泉寺の寺宝として本尊で平安時代に製作された木造千手観音立像や 藤原時代に制作された木造阿弥陀如来像、木造地蔵菩薩立像は 穴水町指定文化財に指定されている。 |
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明泉寺 山門 |
山門横の石造物 |
国重文の石造五重塔 高さ6.8m 推定鎌倉時代中期の作 |
石造五重塔の奥には釈迦如来像の覆い屋 |
覆い屋の中の釈迦如来 木造 |
境内の石造物 |
大きな板碑もある |
手水鉢もある。 |
小さめの石造五重塔 |
六地蔵 |
明泉寺の駐車場のすぐ東の道沿いに「頼朝の墓」という説明板がある。
この説明板が、前述の「明泉寺から300m離れた通称鎌倉屋敷と呼ばれる墓地」の説明板だと思われる。
この説明板の先に行ってみたが、辺りは草叢で石造物の確認には至らなかった…。
もっと真剣に探してみれば良かった…。
鎌倉屋敷にある高さ2.97mの宝篋印塔が頼朝の墓といわれているようだ。
能登に頼朝の墓と呼ばれるものがあるとは・・・!