北村さんちの遺跡めぐり

羽咋市 地図g

新保ゼンボン古墳群

羽咋市新保
 (撮影日2020/9/7)

企画展「羽咋の古墳」で紹介されていた古墳。
新保町の海岸砂丘地の工場建設にともない、古墳が砂丘にまるごと埋もれているのが発見された。

 1号墳は砂丘の砂でつくられた直径10m程度の小型円墳
 2号墳では、墳頂中央に須恵器の大甕が据えられた状態で出土
  死者への祭祀行為と考えられている。
 埋葬施設は石材が用いられておらず、竪穴式の木棺だったと考えられていて、
 ベンガラの朱塊、ガラス小玉の装飾品などが出土。
 6世紀前半の築造と推定されている。

1号墳 径12mの円墳 一部削平
2号墳 径12mの円墳 高さ0.9m
3号墳 径6mの円墳 高さ0.3m

(展示から) 

発掘調査時の写真
(展示から)

2号墳の頂部に据えられていた須恵器大甕
左下も2号墳出土の須恵器壺

(展示から)
 現在の 新保ゼンボン古墳群のあたり   撮影日2020/9/19

右の林にあったのか?

左側には、ソーラーパネルが並ぶ。

古墳群は、ソーラーパネルの下に埋もれているのかもしれない…。 

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