北村さんちの遺跡めぐり
珠洲市 地図g
大畠南古墳群 |
珠洲市宝立町春日野大畠地内 |
1990年道路の工事予定地に、2基の古墳が発見され、発掘調査が行なわれた。
調査後、比較的保存状態の良い1号墳を移築した。
大畠1号墳(移築復元)
残念ながら、石室の部分はシートで覆われており、
石組の様子を見ることはできなかった。
「大畠南古墳群」と書いてある木製の碑が倒れていたので、
起こして写真を撮る。
長径12m・短径8mの楕円墳。
南東方向に開口した横穴式石室がある。
天井石と側壁の上部積み石が抜き取られていて、高さは不明。
7世紀末の築造と考えられている。
1号墳復元図(案内板より)
須恵器(杯・壺・瓶)と管玉、刀子、鏃、金環が出土。
2号墳もほぼ同規模・同様の状態だった。
1・2号墳のあったところは、今は道路になっている。
大畠古墳群 |
珠洲市宝立町春日野大畠地内 |
大畠南古墳の発見よりずっと以前から存在がわかっていた古墳群。
7世紀ごろの築造と考えられている。
大畠古墳群のひとつと思われる小山
大畠南1号墳復元地から20m東へ少し行ったところの林の中に、
ぽっこりした小山がある。
木が整理されているので、整備されるのかもしれない。
何号墳なのだろうか?
4基程度の円墳からなる。1・4号墳は耕作などで消滅。
1933年に開墾中に横穴式石室が掘り出されたのは1号墳で、土器が40〜50個出土した。
4号墳も開墾で墳丘を失っていたが、1951年、環頭柄頭(金銅装双龍式環頭太刀)が掘り出された。
石川県では同種の柄頭が3点出土している。
(穴水町袖ヶ畑古墳、鹿島町曽禰古墳)
永禅寺古墳群 |
珠洲市上戸町 |
大畠南古墳群付近(案内板より)
大畠南古墳群から北約600mのところに、
永禅寺古墳群がある。
永禅寺古墳群は、標高45mの丘陵尾根上に
円墳6基がある。
1号墳・2号墳は発掘調査が行なわれたそうだ。
5世紀後半から6世紀にかけて築造されたと考えられている。
永禅寺1号墳 | 径20m・高さ1.2mの円墳。 長さ1.95m・幅0.51〜0.63m・高さ0.3〜0.4mの 板石組合型箱形石棺が発見された。 中から人骨1体・鉄刀2・鉄剣鉄鍬30などが出土。 |
永禅寺2号墳 | 径15〜17m・高さ2.5〜3mの円墳 長さ1.8m・幅0.5m・高さ0.3mの 組合式石棺が発見され中から鉄刀・鍬などが出土 |
石川県ハーブの丘 |
珠洲市能登島向田 |
遺跡ではありませんが・・・・・・・
入場料一人500円(摘み取り体験は +200円)
バーベキュー広場では、バーベキュー1人前1890円。
二人で一人前注文して食べることにする。
能登牛はとてもおいしかった。さすがに二人ではちょっと足りない。
一面のラベンダー畑
山の斜面にラベンダー畑。
暑くて歩くのも大変。
摘み取り150本。暑くてバテちゃいました。
しんどくて、園内シャトルバスにも乗った。
園内喫茶店でハーブティーとシフォンケーキを食べて休憩。
涼しくてホッとしました。
2011年1月現在 ハーブの丘は閉鎖しています。
跡地の有効活用を模索しています。
まあ、すごく遠いなあ・・・・