北村さんちの遺跡めぐり

七尾市   地図g 

花園円山古墳群

七尾市花園
撮影日(2006/4/9)

石川県七尾市の崎山半島から富山県氷見市県境にかけて延びる灘浦海岸地域25Kmの間で、
現在までに発見されている唯一の古墳群。
1992年ゴルフ場建設計画が持ち上がり、事前に古墳の測量が行われたが、
バブル崩壊で、計画は消え、古墳群もそのままの状態で残っている。


花園円山古墳群遠景

田んぼの横から山に入ったが、竹だらけで道なき道を行く。
ようやく1号墳らしき高まりに到着するが・・・・・・
人間の目で見ると古墳の形はわかるのだけれども、写真に撮るとわからない。


1号墳近景
雑木林の中に埋もれている。

標高70mの独立丘陵の西側を断ち切って造られた
径40m・高さ6.4m 二段築成の大型円墳

幅3〜4mのテラスを持ち
  西側で幅3m・深さ0.9mの周溝がある。





1号墳墳頂部平坦部

墳頂部中央に
  長さ5〜6m・幅2〜3m・深さ0.5〜1mの埋
 葬施設と見られる落ち込みが二つ観察されるという。

木棺直葬と推定されている。
1号墳の裾部から出土した須恵器から、5世紀代の築造と推定されている。

2号墳は1号墳のすぐ西にある、径13m・高さ1.2mの円墳
3号墳は1号墳の南東35mにある 径10m・高さ1mの円墳

藤橋ゼニガミネ古墳

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