北村さんちの遺跡めぐり
川北町 地図g
冨田少彦名神社の石祠 |
能美郡川北町橘新324 |
図書館にある「ふるさと石川の遺跡」という本に載っていた。
冨田少彦名神社
冨田村は、度重なる手取川の洪水により荒廃したが、
20年かけて耕地を復旧し、1581年に神社も新築された。
境内に保存してある石祠は御神体を入れてあったものと云い伝えられている。
(神社の由来から)
冨田少彦名神社の石祠
しっかり周りを保護されていて、よく見えない。
軒裏垂木が2段になっている『二軒(ふたのき)』という桃山時代の建築様式。
長押に刻まれた松竹梅も、大胆な画風が主流だった桃山時代の名残を残している。
昭和54年の調査でこの二軒祠は関ヶ原合戦の1600年ころ作られたものと推定され、言い伝えが史実だと証明された。
桃山時代の名残をとどめている二軒は全国でも数少なく、県内では最初の発見であり、貴重な存在と鑑定された。