北村さんちの遺跡めぐり

かほく市   地図g

気屋古墳

かほく市気屋
(撮影日2011/2/26)

石川考古学研究会会誌に記載されたかほく市の古墳の探索。
気屋川の北側の丘陵にある古墳群。


気屋古墳群配置図

1号墳  円墳 13m 25m   
2号墳  円墳  13m  25m 盗掘の痕跡がある
3号墳 円墳  10m  1.5m  盗掘の痕跡がある

気屋古墳出土とされているものには須恵器壺、杯がある。
石川考古学研究会会誌に記載された古墳の地図を持って行ったら、どうも白山神社の位置が違う。
白山神社の雑木を整理している男性にきいた。
「15年ほど前に山の中にあった白山神社に雷が落ちて、社殿が壊れたので、ふもとに神社を建て直した。
現神社の前の山道を行けば元の神社跡があるけれど行けるかなあ?最近は行ったことない。」
ここまで来たからには行かないわけにいかない。

鳥居の奥に元の白山神社に続く山道がある。
左側に現在の白山神社社殿がある。


鳥居の奥を東に進む。かなり荒れた道だが、参道だったと思われる小道や階段が続く。

元の神社跡は周りが削られて窪地になっていて碑が立っていた。
写真中央に碑が見えている


石碑には「白山神社跡 平成5年10月9日」と書かれている。


この神社があった所も古墳ではないかといわれているが確認は出来ない状態。

神社跡のうしろには、かなりしっかりした墳丘があった。(1号墳)


1号墳の南西には2基の円墳がある。(2・3号墳)
盗掘のため穴があいている。

(仮)2号墳




(仮)2号墳の盗掘の穴

雪がたまっている。





(仮)3号墳



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