北村さんちの遺跡めぐり

かほく市  地図g

二ツ屋古墳群

かほく市(旧高松町)二ツ屋
撮影日2005/9/24

かほく市から南は、「加賀」となるので、二ツ屋古墳群 は「加賀の遺跡」になる。

遺跡地図を見ていたら、高松(現かほく市)の二ツ屋地区に古墳マークを発見。

「神社のあるところには古墳がある」と思い神社を探した。
ありました、細瀧神社です。


細瀧神社正面

境内に「埋蔵文化財包蔵地」と書かれた木製の標識がある。
この辺に古墳があったものと思われる。
でも、確認はできなかった。
2基の円墳があるそうだ。

細瀧神社の由来(境内にある石碑)から
天暦年間にこの地の豪族が二ツ屋海岸に祠を建てたが荒廃したので、
天元2年(979)この地に移した。
寿永2年(1175)には、平家軍を破った木曽義仲が武運祈願をした。
明治7年に建てられた拝殿の土台石は、二ツ屋古墳群から搬出したものを使った。
改修のときに、その土台はコンクリートに改められ、石は境内地に保管してある。
現在の建物は明治39年建築、昭和44年改築のものである。

二ツ屋1号墳は現在、墳丘及び石室の大部分を消失している。(須恵器・馬具・銀環・刀が出土)
二ツ屋2号墳は現在、墳丘は確認できない。

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