北村さんちの遺跡めぐり

加賀市   地図g    

大堰宮古墳群 中代古墳(跡)
山代温泉周辺の古墳
撮影日2017/1/28

石川県加賀市の地図g

大堰宮古墳群
オオヒノミヤコフングン
加賀市山代温泉
撮影日2016/1/28

現在営業を停止している「ホテル百万石」の、すぐ北の大堰宮公園の中に保存されているのが、大堰宮古墳。
大堰宮公園は北陸鉄道(旧温泉電軌)電車の開通記念に、
  大聖寺川沿いに桜並木がつくられて以来、桜の名所として知られているそうだ。

 大堰神社 (オオヒジンジャ)
 御祭神は大堰神
 大聖寺川の水を取り入れる堰がありこの堰を守るため、この名がある。
 昭和5年に書かれた大堰宮御由緒には、この地が古墳であるという記述がある。
 大堰神社拝殿(附文政9年棟札)は、加賀市指定有形文化財となっている。
   この建物は、文政9年に白山宮(現・服部神社)として建造されたものを、
    昭和15年にこの地に移築したもので、同種の建造物としては、県下でも数少ないものである。。

大堰神社

加賀市指定有形文化財の大堰神社拝殿

拝殿のある所が、周りより少し高くなっているので、ここ自体が古墳なのかもしれない。
大堰宮古墳には、説明板がある。

 大堰宮古墳

大堰宮古墳 平面図

長径8.1m・短径6.3mの楕円形墳
 高さは1.6mで中には、石棺だけが残されていた。
         
     (説明板から)

 昭和24年9月、山代中学校の矢敷君と中橋君が、
  大堰宮付近で採集したという縄文式及び祝部式イワイベシキ(須恵器)破片十数個を持って、
   大聖寺高校考古学研究会へ鑑定の依頼を申し込んだ。
 その時に、大堰宮には古墳らしい小山が存在することが分かり、
   10月にさっそく調査されたが、盗掘されていて、副葬品は見当たらなかった。
         「山代町大堰宮古墳調査報告」
                      (説明板から)


大堰宮古墳

保存されていて、説明板もある!

左手は大聖寺川

墳丘上
 大堰宮古墳群は、3基あるという。
   公園内で墳丘らしいところを探してみる。


これかな・・・?

   

中代古墳(跡) 加賀市片山津
撮影日2016/12/3

大堰宮公園の北約1km、道が三角になっていて、墓地があるところ。


中代古墳(跡)

古墳といわれなければ、わからない・・・・。
少し高まりがあるかな?

加賀市の古墳群

 

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