北村さんちの遺跡めぐり

加賀市    地図g  

宮地廃寺塔心礎石
加賀市指定史跡

加賀市宮地
(撮影日2017/6/3)

篠原古戦場の南1kmの道路沿いに、石碑が立つ。
偶然発見!説明板もある。駐車スペースもつくられている。
大きな塔心礎石が残っている。

 通称「じょうじゃの釜」と呼ばれる一辺約2.3mの火山集塊岩で、
    この付近に建立された宮地廃寺の塔心礎石と推定されている。
 上面の中央部には径93cm・深さ18cmの円孔(柱座)を彫り、
    さらにその中に経15cm・深さ10cmの舎利孔を設けている


 昭和50年に、付近の圃場整備に関連して、遺跡保存のための範囲確認調査。
 後世の攪乱により寺域は確定できなかったが、須恵器と多数の布目瓦が出土した。
 発見された軒丸瓦等は直径18cmの六葉複弁連華文が施されていて、
    7世紀後半のものと推定されている

 古くから心礎石のあるところを「カマンモト」といい、
   「ヨコモンシタ」「コウド」など寺院に関する地名が残されていることから、
    約100m四方の範囲に寺域が広がっていたと推定されている
                             (説明板から)

「史跡 大塔心礎石」の石碑

農地の中に、大きな石が置かれている。

一辺2.3mの石!!

石の表面はガサガサ

大きい!!

石は二つにわれている。

割れ目の脇には、
径10cmほどの舎利孔が確認できる。

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