北村さんちの遺跡めぐり
加賀市 地図g
篠原の金名竹 |
加賀市小篠原町 |
天然記念物「金名竹」
明治9年マダケ林から、突然変異で美しい竹が現れた。「金名竹」という。
金名竹は、茎が黄金色をしており、枝の出た上面の溝が緑色でその配色が美しい。
枝が互生しているのでその配色も節ごとにたがいちがいになっている。
その後、この金名竹は増えつづけて大きな藪になったが、昭和42年から、これらの竹に花が咲き、ほとんど枯死状態になっていた。
ところが、残されていた一本の地下茎から再生し、最近その勢いが回復しはじめている。
突然変異として現れたその発生起源が明らかなところが「国指定天然記念物」となった理由である。
指定年月日 昭和2年4月8日 (案内板より)
天然記念物というのでもっとすごいものを予想していたが、一度枯死状態になったということでほんの2坪くらいのものだった。