北村さんちの遺跡めぐり
小松市 地図g
源平ゆかりの史跡・その2 |
小松市原町 |
小松市埋蔵文化財センター(原町)の重要文化財指定記念特別展「八日市地方遺跡」を見学に行く途中にみつける。
小松市原町には、「仏御前の里」の案内板がいくつも立っている。
仏御前のことは「平家物語」や「源平盛衰記」にも載せられている。
仏御前屋敷跡
仏御前の庵があったところ
仏御前は、永暦元年(1160年)白河太夫の娘として原町に生まれた。
幼少の頃から美人で歌舞に長じて、仏を信じることが厚かったので仏と呼ばれていた。
14才のときに京に上り白拍子となり、時の権力者平清盛の寵愛を一身に集めた。
以前から清盛に仕え仏御前を紹介した祇王・祇女の姉妹は世の無常を感じて嵯峨野に尼となったのを知り、
自らも報音尼と称して仏道に精進した。安元元年(1175年)仏御前が17才のときであった。
翌年、原に帰って小庵にこもったが、治承4年(1180年)8月18日なくなった。
(現地説明板から)
仏御前屋敷跡には3基の墓石が建っている
仏御前の墓は道路から北に上った所にあるようだ。