北村さんちの遺跡めぐり
更新日2026/2/28

南新保ゴマヂマチ遺跡付近の地図g

木谷公園と木谷藤右衛門

金沢市粟崎町
撮影日2025/7/27

加賀藩の豪商といえば、銭屋五兵衛が有名だが、木谷藤右衛門も豪商だった
江戸時代に粟崎湊(河北潟口に近い大野川川岸にある川湊)を中心に活躍した船主であり、
 嶋崎家、銭屋家らと共に海運業を営む一方で、
 地元加賀藩を初めとする各地の藩に融資をし、諸藩を経済的に支えていた加賀の豪商である。

 木谷家(木屋)は、戦国時代から粟崎を拠点に材木や米の廻船業を営み、
  江戸時代中期からは加賀藩の御用商人として木材、米、金融、北前船交易で莫大な富を築いた

 主は代々、藤右衛門(トウエモン)を名乗り、幕末の天保年間には、
  全国長者番付で東の横綱・三井家(江戸)と並んで西の横綱に格付けされた。
 新興の銭五には勝るとも劣らない、日本で一、二を争う大富豪だった。
 兼六園のことじ灯籠は木谷家が前田家に献上したものと伝わり、
  尾山神社の敷地も木谷家が寄付したと伝わる

 明治後期、時代の波に抗しきれず事業を整理したが、
  木谷家墓所はいまも粟崎に残されていて、屋敷の跡は木谷公園となっている

 木谷藤右衛門家文書は、現存する文書が、
  内容が調達金関係や商取引関係の文書及び借用証文などが大半を占めており、
  これらは、木谷家が融資した相手(武家大名、家臣、各地の商家等)や
   木谷家の経営実態、当時の日本海の海運状況、
  さらには関係各藩の財政状況を知るうえでも重要な歴史資料であるとして、
  平成16年に県指定文化財に指定された。
 内灘町歴史民俗資料館に保存されている。
       (いいじ金沢HP 石川県HPから)


木谷公園
木谷家の屋敷跡

木谷公園

すぐ側に大野川が流れている
船着き場みたいなところもある

木谷家 顕彰碑  公園内にある

「木谷吉次郎翁」
木谷吉次郎は
 豪商木谷藤右衛門8代目の分家作蔵の長男として
 安政5年(1858)この地に生まれ、
 30才のころ関西に出て
 企業の設立に企画、敏腕をふるい巨額の富を築いた。
還暦を迎え故郷に帰り、
 報恩の余生を送り蓄財の全てを育英、公共に投じた。
73才の時粟崎村長に推され、
 村の発展に全力を傾注した。
少年期より漢学者瀬尾健造に師事し
 育てた儒教的倫理観に基づく質素な生涯は
 村民の敬慕を集めた。      (金沢市)

木谷家墓所も近くにある。(金沢市粟崎町ト119)

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