北村さんちの遺跡めぐり
南砺市 地図g
高瀬遺跡 | 南砺市高瀬 撮影日2008/10/13 |
荘園を管理したと考えられる数棟の建物跡が残る平安初期の遺跡
圃場整備事業の際、1970(昭和45)年に発見され、翌年調査。
主殿は5間×4間の規模で、コの字形に2棟が隣接している。
建物群の西側には、水路跡も発見された。
高瀬遺跡
資料館もあるが、閉められている。
高瀬神社 | 南砺市高瀬 撮影日2008/10/13 |
高瀬神社
鎌倉時代の書物に、越中一宮と書かれている。
祭神は大国主命
室町時代には、神社周辺に東大寺荘園の高瀬庄があり、
多くの年貢が納められたと、東大寺の記録に残っている。
安居寺の古墳 | 南砺市安居 撮影日2002/4/6 2012/8/25 |
安居寺の裏山にも古墳がある。
安居寺のしだれ桜
撮影日2002/4/6
開花の時期にはライトアップが行われている。
安居寺(アンゴシ)は、高野山真言宗に属する寺院で、山号は弥勒山。
718年(養老2年)にインドの僧:善無畏(ゼンムイ)三蔵により開基された。
江戸時代には、加賀藩前田家の祈願所として寺勢を極めた。
北陸三十三観音霊場の第27番札所。
安居寺の後にある安居山(ヤツスイヤマ)は、安居寺公園として整備されている。
(HP いこまいけ南砺から抜粋)
安居寺公園の案内図
撮影日2002/4/6
山の中に遊歩道がある。
鄙びた良い感じを出している。
公園内には
西国三十三所巡礼のミニ霊場があり、
観音菩薩像などの石像がたてられている。
安居寺公園内の奥の方に、利波臣古墳がある。
小さな円墳かなと思うけれども・・・・発掘などはされていないのだろう。
利波臣古墳 撮影日2012/8/25 |
利波臣古墳 方向を変えて 撮影日2012/8/25 |
利波臣は、古代の砺波地方一帯に勢力をもっていた一族。 利波臣古墳は、この一族の一人の墳墓だという。 この丘を、御所ヶ丘ともいう。 (現地の説明から) |
見逃してしまったが、実は 1391年当地でなくなられたという長慶天皇の陵墓もここにあるという。
安居寺の仁王門の左手にある長慶天皇の御陵は、俗に御陵山と呼ばれていて、
現在でも天皇の命日とされる3月18日には法要が営まれているとのことである。
第98代(南朝第3代)の長慶天皇は、後亀山天皇に天皇の位を譲ってから、
南北朝合一後も北朝打倒のために全国を行脚したという伝説・伝承が各地に残されており、
長慶天皇の陵墓とされるものは全国に100ヶ所以上あると言われている。
(参考; HP 歴史と旅)
寺の名は安居寺・・・アンゴジ
地名は、安居・・・ヤッスイ
同じ字を別の読み方というのがおもしろい!