北村さんちの遺跡めぐり
更新日2025/10/18

千葉県旅行記
その7
2025/4/20~4/27

2025/4/24(木) 5日目  午後3時半を過ぎて 旭市蕪木古墳群へ。

周辺の地図g 

鏑木古墳群 
御前鬼塚古墳 県指定史跡
他の7基は市史跡
旭市鏑木
見学日2025/4/24

九十九里平野の北東には、かつて椿海という湖があった。
その椿海を望む北西岸地域には,前方後円墳7基 円墳10基の鏑木古墳群がある。
鏑木大神古墳やこの地域最大の古墳・御前鬼塚古墳など
   6世紀後半から末にかけての築造と推定されている。(ウキペディアから)

鏑木古墳群の地図g

 御塚(オヅカ)古墳  (鏑木古墳群)  市史跡
 直径21.8mの円墳  高さ5.m

南側道路から見る

南西側に標柱「市指定史跡 御塚古墳」

「信濃守太守………」の石碑がある

墳丘には大木が生えている

  

 干場古墳(干場1号墳) (鏑木古墳群)  市指定史跡
 径3.6mの円墳  高さ1.8m。
 墳丘はかなり削られている。
 この古墳の東で、埋没古墳が見つかり、干場2号墳と名づけられたそうだ

   

 千本塚古墳  (鏑木古墳群)     三角に道路に囲まれて保存されている。

梵字が刻まれた石碑がある。

原畑(ハラバタケ)古墳(全長30.9mの前方後円墳)は 千本塚古墳の北東約100mにあるが
    脇道をずっと行かなければならないので、あきらめる。
            (鏑木郵便局側から農道を行く)

 鏑木大神境内古墳  (鏑木古墳群)  市指定史跡
 全長38.7mの前方後円墳 、前方部幅17m・高さ2.3m、後円部径18m・高さ3.3m。
 鏑木大神の境内にある。

南にある鳥居 扁額「鏑木大神」

社殿左側(西)に墳丘  
左・前方部  中央の建物の後ろに後円部

 前方部  奥に後円部

前方部手前から見る  左奥に後円部

後円部頂から社殿を見る


説明板から

後円部から前方部を見る

鏑木大神境内古墳を西から見る   左に後円部

   

 法王塚古墳  (鏑木古墳群)  市指定史跡
 全長25.5mの前方後円墳 、後円部径21.8m・高さ3.6m  前方部幅14.5m・高さ約2m
 円筒埴輪が出土
 塚の中に黄金の駒が埋められているとの伝説があり、駒塚ともよばれている。
         (古墳マップから)

法王塚古墳は 右奥竹藪の中にある

標柱「市指定史跡 法王塚(前方後円墳)」

  

 泥内(デロウジ)古墳  (鏑木古墳群)  市史跡
 径10.9mの円墳  高さ3.5m

標柱「市指定史跡 泥内古墳(円墳)」

近づけない……

  

 滝台古墳   (鏑木古墳群)  市指定史跡
 全長58.2mの前方後円墳、 後円部径32.7m・高さ5.5m 前方部幅20m・高さ2m
 群中では御前鬼塚古墳に次ぐ大きさ

標柱
「市指定史跡 滝台古墳
        (前方後円墳)」

滝台古墳墳丘測量図 (分布調査報告書から)

     

 御前鬼塚(ゴゼンキヅカ)古墳 (鏑木古墳群)  県指定史跡

現状は全長80mの前方後円墳
  後円部径40m、前方部幅35m
長方形の周溝が巡っていたと
 考えられている。
埴輪はない


養豚場の隣にある

御前鬼塚古墳墳丘測量図 (分布調査報告書から)

 後円部側 前方部は右奥 説明板がある

説明板から

後円部脇から前方部を見る 右は豚舎

  

 長熊古墳  (鏑木古墳群)  市指定史跡
 径7.3mの円墳  高さ3m。

御前鬼塚古墳の南の
   養豚場の敷地内の墳丘


標柱
「市指定史跡 長熊古墳(円墳)
    旭市教育委員会」

  

 長津念仏塚古墳  (鏑木古墳群)  市指定史跡
 径17.3mの円墳  高さ5.5m

雑草が刈られてきれいな墳丘

墳頂には きれいなツツジと石仏

方向を変えて見る

向こう側は、墓地になっている

  

 村上法華塚古墳  (鏑木古墳群)  市指定史跡
 東西29.1m・南北27.3mの方墳  高さ3.6m
 天保年間に経塚として改変されたといわれている

標柱「市指定史跡 村上法華塚 方墳」

墳裾がまっすぐだから方墳だねぇ

  

北条塚古墳 
県史跡
香取郡多古町東松崎
見学日2025/4/24

鏑木古墳群の村上法華塚から西へ約4km、多古町の松崎神社。
午後6時で暗くなっているので、写真がボケている。

 松崎神社
 宝亀3年(772)創建、
 祭神は、宇迦之御魂命で五穀豊穣を願う人々に信仰されている

道路沿いに鳥居

社殿

空海の逆さ公孫樹(イチョウ) 
    町指定天然記念物

弘仁3年(812)、僧空海(弘法大師)が参拝の折、
 記念に挿した杖が逆さ公孫樹になった
 という伝承が残っている。

周囲約6mだそうだが??

松崎神社の裏、東西に横たわる前方後円墳が北条塚古墳

 北条塚古墳  県史跡
 主軸長70mの前方後円墳  後円部直径37m・高さ6.5m、前方部幅45m・高さ5.5m
 6~7世紀の築造年代と推定されている。
 形象埴輪の靱と思われる破片が出土。  (多古町HPから)

北条塚古墳 右に後円部

後円部から前方部を見る

前方部墳頂のお社

前方部から後円部を見る

北条塚古墳 後円部    左に前方部

北条塚古墳墳丘測量図 (分布調査報告書から)

松崎神社境内に「北条塚古墳・松崎神社と周辺の観光地」という大きな案内板がある。

    大きな案内板

 地図は
 左上に柏熊古墳群(しゃくし塚古墳
   ・おけ塚古墳・第六神社)
 右下に、北条塚古墳・松崎神社

柏熊古墳群の説明のほか
 妙法山蓮華寺・玉造城跡・椿神社
  ・法王山顕実寺・勝栄山能満寺
  ・松崎城跡・厳嶋神社・星宮大神などの
 説明がある。

城跡や神社寺などが多くある。昔は栄えていたのだろう。

柏熊古墳群 
8号墳は県史跡
香取郡多古町南玉造
見学日2025/4/24

6時を過ぎて、柏熊に着く。住所は「多古町南玉造」。

 柏熊古墳群は栗山川と常盤川の合流する広い平野部を望む台地上にあり、
  2基の前方後円墳、11基の円墳で構成されている古墳群
 平成17年に発掘調査の結果、
  古墳群中の最南端に位置する柏熊1号墳(おけ塚古墳・全長80m以上の前方後円墳)が、
   もっとも古く4世紀前半とわかった。

柏熊古墳群
(松崎神社前の大きな案内板の一部抜粋)

  

 柏熊7号墳 第六神社
 第六神社は  旧南玉造村柏熊新田の鎮守で
 社殿が円墳(柏熊7号墳)の裾部を削って南向きに建っている。
 7号墳は直径35mで古墳群中最大の円墳
  しゃくし塚古墳以後の有力者の墳墓と考えられている。

南から石段をずっと登ると第六神社がある。

鳥居の奥にも石段が続く

第六神社 社殿
柏熊7号墳の南側裾部を削り建てられている

柏熊7号墳は 幅広の周溝が廻っている

全景

7号墳の東の道路近くに5号墳・6号墳が残る。

 柏熊6号墳
 直径15mほどの円墳

少し高くなっている

墳頂部は墓地?

  

 柏熊5号墳  6号墳の東奥に見える祠(地蔵堂)が5号墳 
 直径15mほどの円墳

柏熊5号墳にある祠(地蔵堂)

5号墳墳丘

5号墳・6号墳・7号墳を見学しているうちに、あたりは真っ暗……
しゃくし塚古墳は北側からでないと、入れない……
懐中電灯で見学。

 しゃくし塚古墳 (柏熊8号墳)  県史跡
 全長82mの前方後円墳 
 4世紀後半の築造と推定されている
 おけ塚古墳につづく世代の有力者の墳墓と考えられている。

8号墳 前方部下方の階段前の案内標識

号墳前にある説明板 
 説明板から

 「千葉県指定史跡 しゃくし塚古墳 
  平成3年2月15日指定
 所在地 香取郡多古町南玉造字台
 本古墳は南に突出する狭隘な舌状台地上に地形を利用して造営された前方後円墳で、
  台地端に前方部を向ける。
 全長82m、後円部径49m、前方部幅24m、後円部高7m、前方部高3mを測り、
  盗掘跡などの損壊がほとんど見られない整美な墳丘をもつ。
 後円部は主軸方向に長い形を呈し墳頂部は広い平坦面をなす。
 前方部は低く、先端の開きが少なく、後円部との比高差は4mに達する。
 墳丘の立地及び前方部の低平なプロポーション、
  刷毛目をもつ土師質土器の存在などから、古墳時代前期の大型古墳であることは間違いなく
  4世紀後半代に位置づけられている。
 本古墳は、東京湾岸とならんでこの地が、
  ヤマト政権の東国経営の拠点として重要視されてきたことを実証する資料として貴重であり、
  房総古代史の理解のためだけでなく、
  古代の成立過程をたどる上でもその価値はきわめて大きい。
       多古町教育委員会   」


前方部斜面に建つ石祠


説明板のうしろを上がったところ

しゃくし塚古墳墳丘測量図  (分布調査報告書から)


午後7時 セブンイレブン香取大根店で休憩して……
今夜は一泊2食付きの「ホテルHOTEL HOUSEN 佐原 」(香取市佐原)
午後8時にようやくチェックイン!


豪華な夕食

夕飯を食べてから、洗濯室で洗濯を済ませて就寝……


     

2025/4/25(金)   6日目です。




おいしい朝食


ゆっくり朝食をいただいて、8時20分ごろ出発。城山公園へ。

城山古墳群 千葉県香取市小見川
見学日2025/4/24

城山公園には駐車場がある。。案内所があり「ウォーキングマップもらえます。
ウォーキングマップには、1号墳と4号墳が書かれている。

 城山古墳群
 城山公園と隣接する小見川高校周辺に分布する古墳群で
  前方後円墳8基・円墳11基・方墳2基・墳形不明7基が確認されている。
 4号墳が香取市指定史跡、1号墳出土品は千葉県指定有形文化財

ウォーキングマップ (抜粋)
4号墳と1号墳は書かれている。左下・天満宮のあたりに、城山13号墳がある。

小見川高校正門手前に階段があり、そこを登ると高校南側の林の中に2号墳

 城山古墳群2号墳
 全長45mの前方後円墳

後円部かな

近づいてみる

墳丘上

墳丘上2

小見川高校の向かいの城山公園内に城山1号墳石室が移築保存されている。

 城山1号墳石室 (移築保存)  出土品は、千葉県指定有形文化財
 1号墳は小見川高校敷地内に存在したが、消滅
 全長68mの前方後円墳
 人物埴輪や円筒埴輪などの埴輪列があった
 南に開口する横穴式石室はがある。
  玄室長さ4.5m・幅1.7m・高さ1.5m 羨道長さ2.2m・幅0.9mで、左片袖式
 三角縁神獣鏡をはじめとして武器・武具・装飾品などが出土
 6世紀中ごろの築造で、6世紀末まで追葬が行われたと推定されている。
 出土品は、千葉県有形文化財に指定されている。
 昭和38年に発掘調査

入口の案内板

石室開口 入れない……

石室内部
玄門部に仕切石が見える



両壁には、30~70cmほどの石を積み
奥壁と天井には、
1m以上の大きな石が使われている。
 説明板から

1号古墳全体図

横穴式石室実測図

城山第一浄水場の敷地内に、4号墳が残されている。

 城山古墳群4号墳  市史跡
 全長40mの前方後円墳     敷地内には立入できない。

城山4号墳墳丘測量図 (分布調査報告書から)

公園内の最高所に13号墳(全長40mの前方後円墳)があったらしいが、見学しなかった……。

豊浦古墳群
富田古墳群と 三ノ分目古墳群
千葉県香取市小見川
見学日2025/4/25

城山から北に約2kmのあたりにも古墳群がある。

豊浦古墳群付近の地図g

 香取市の三ノ分目地区から富田地区にかけての微高地上には
   多くの古墳が営まれ、豊浦古墳群と呼ばれている。
 後世の開墾などで消滅した古墳もあるが、現在、前方後円墳5基、円墳6基が確認されている。
 前方後円墳の築造順 
三ノ分目大塚山古墳 全長123m 5世紀中
富田2号墳 全長49m 6世紀前半
富田3号墳 全長41.2m 6世紀中
富田1号墳 全長39m 6世紀後半
 富田4号墳・5号墳は円墳 (現存?)
 三ノ分目1~5号墳は円墳と考えられているが消滅しているようだ。

群中、南東にある富田3号墳から見学。 
富田3号墳は「熊野三社」となっている
後円部には石棺遺材と思われる雲母片岩が2枚残されているそうだが、どれかわからない。

 富田3号墳  香取市富田字笹下
 全長41.2mの前方後円墳 後円部高さ3m
 前方部を南東に向ける
 円筒埴輪がある
 埋葬施設は不明だが、石棺があると考えられている
 6世紀中頃の築造と推定されている
 明治年間に調査歴がある。

後円部側(北西側) 扁額「熊野三社」

 前方部に建つ熊野三社社殿

 前方部 右に後円部

 後円部側 左奥に前方部

前方部側 階段が前方部先端

石棺材はどれかな?

富田1号墳は小見川北小学校の敷地内・運動場脇にある前方後円墳

 富田1号墳   市史跡      香取市富田字原
 全長39mの前方後円墳  後円部径20m・高さ3m、前方部幅21mで、高さ2.5m
 明治33年(1900)に発掘調査が行われ、
、 円筒埴輪や形象埴輪(武人・馬・犬・鹿)や円筒埴輪などが出土。
 直刀、鉄鏃、土師器が出土したらしいが、埋葬施設は、現在のところ不明
 6世紀後半の築造と推定されている。        (香取市HP)

フェンス越しにみる墳丘 左・後円部  右・前方部
 手前は子供たちの体験農園  これからサツマイモの苗植えるのかな



後円部手前から見た墳丘
右奥が前方部

1号墳のすぐ西の校舎の側にも墳丘がある。

 富田4号墳 香取市富田字原

円墳


詳細不明

富田2号墳(全長48mの前方後円墳・6世紀前半)は見学していない。

 三の分目大塚山は 西側の道路沿いに駐車スペースがある。

 三ノ分目大塚山古墳
  サンノワケメオオツカヤマコフン
市史跡        香取市三ノ分目
 全長123mの前方後円墳。  利根川下流域最大規模
  後円部径68m・高さ9.5m、前方部幅62m・高さ7.5m、
 盾形周濠がある   3段築成
 円筒埴輪列や朝顔形埴輪がある。
 内部構造や出土品は不明、
 5世紀中頃の築造と推定されている
 後円部墳頂には長持形石棺とみられる石材3枚が残されている。

三ノ分目大塚山古墳 後円部登り口

後円部墳頂平坦部  石棺材その1

後円部墳頂平坦部 石棺材その2・その3

 後円部から前方部を見る

前方部墳頂部 石祠?墓石?

前方部から後円部を見る

後円部側


北のふもとから
 後円部を見上げる

東側道路から見る   右が後円部
 説明板から

   

津宮古墳群 千葉県香取市津宮
見学日2025/4/25

香取市津宮にも、前方後円墳がある。
JR香取駅の北東約200mの三峰神社は古墳だ。
じっくり見学したかったが、道が狭く駐車がなかなかできない。
1基だけ何とか撮影。

 津宮古墳群は 利根川右岸の低地に存在する古墳群
  前方後円墳2基、円墳1基が残存している。
 三峰神社は、津宮2号墳で前方後円墳
 津宮1号墳 
   2号墳の西約50mの民家の敷地内
   30mほどの前方後円墳と考えられている


津宮1号墳
 右の墓地が前方部

   

神道山古墳群
市指定史跡
千葉県香取市津宮
見学日2025/4/25

JR香取駅の西約300mに神道山という独立丘陵がある。
東側麓に駐車場がある。

 神道山古墳群
  前方後円墳1基(全長約46m、高さ4m)・円墳11基からなる古墳時代後期の古墳群
 1928(昭和3)年、発見、報告された。



神道山登り口

鳥居横に古墳群の説明板がある
 仮1号墳

登ったところに墳丘  半壊? 神社跡?

神道山古墳群 仮1号墳とする
 仮2号墳

左奥は桝原稲荷神社

 仮2号墳 古墳の石材か?!
 仮3号墳    桝原稲荷神社の鎮座しているところも古墳?

中央が桝原稲荷神社社殿
左に仮1号 右に仮2号墳

 桝原稲荷神社 これも古墳とする
 神道山 前方後円墳
 全長46.8mの前方後円墳  6世紀後半の築造と推定されている

ハイキングコースとして整備されている
   

標識が分かりやすい
   

神道山前方後円墳の横姿
  

後円部から前方部を見る
  

前方部から後円部を見る

後円部墳頂部

神道山古墳群前方後円墳 墳丘測量図 (分布調査報告書から)


神道山古墳群からの眺望

 利根川が見える  


        

香取神宮
市指定史跡
千葉県香取市香取
見学日2025/4/25

東国三社の一社、香取神宮の参拝です

 香取神宮
 茨城県鹿嶋市の鹿島神宮、茨城県神栖市の息栖神社とともに東国三社の一社
 文化財としては、中国唐代の海獣葡萄鏡が国宝に指定されている。
 建造物では江戸時代の本殿・楼門、
 美術工芸品では平安時代の鏡、中世の古瀬戸狛犬が国の重要文化財に指定されている。

総門

楼門  重要文化財

社殿は修理中

   

又見古墳
市指定史跡
千葉県香取市香取
見学日2025/4/25

香取神宮の西500mの集落奧にある又見神社境内にある。神社前に駐車スペースがある。

 又見古墳は   社殿の横に横穴式石室が露出
 石室のみ残存し、墳丘は確認できない。
 雲母片岩の板石を組合せた石室で羨道部は失われている。
  玄室は長さ1.85m・幅1.35m・高さ1.2m  玄門入口幅45cm・高さ65cmで東南に開口している。
  玄門は入口をコの字にくり抜いた板石二枚で構成されている。
 7世紀中頃の築造と推定されている。
 石室西側3mの社殿下に箱式石棺があるが、見れない。

又見神社鳥居
鳥居前に駐車スペースがある。
階段を登ったところに又見神社

又見神社の背後に又見古墳がある
又見神社は香取神宮の摂社

右は又見神社
左は、香取神宮末社の三島神社

並んで建てられている

標柱「又見古墳」と説明板
   

社殿東側に接するように石室だけが残存

石室内部石室内部
説明板から

  

「道の駅さわら」にて 国道ステッカー2枚と昼食購入。

道の駅 水の郷さわら 観光船乗場
たぬき島が見える
今日の昼食は高級牛乳とシュシュ

    

道の駅さわらの南のJR鹿島線周辺にも古墳が点在している。 

宗勝寺古墳 香取市篠原
見学日2025/4/25

宗勝寺の本堂側に前方後円墳がある。

 宗勝寺古墳は  全長18mの前方後円墳  高さ2m 

宗勝寺の左奥に古墳!!

西から見る  左後円部


後円部手前から見る



くびれ部がはっきりしないので
長方形墳に見える

   

変電所裏古墳 香取市佐原
見学日2025/4/25

宗勝寺古墳の西約300m。県道55号線(佐原山田線)脇に前方後円墳があった。

 変電所裏古墳は 明治時代に土取りで削られたが、
  前方後円墳と確認されている。
 墓地となっている部分もある。

変電所裏古墳 右側が後円部か?

墳丘には、石祠が祀られている


変電所裏古墳
 墓地は前方部の跡か?

    

仁井宿浅間神社古墳 香取市佐原
見学日2025/4/25

変電所裏古墳の西約300mには、大型の前方後円墳がある
仁井宿区山車蔵の北にある浅間神社は、前方後円墳の後円部に乗っている。

 仁井宿浅間神社古墳は  全長約60mの前方後円墳
  後円部直径32m・高さ4.8m  前方部最大幅21.6m・高さ2.6m
 周堀の内側で70m、外側で90mの規模となる。
 埴輪がある。゜
 6世紀の中葉~後半の築造と推定されている
 昭和59年(1984)の社殿改修に先立ち、測量調査と試掘     (香取市HPから)

仁井宿浅間神社古墳墳丘測量図 (分布調査報告書から)

仁井宿区山車蔵の北にある鳥居

鳥居を過ぎると階段があり後円部
浅間神社が建つ

後円部から前方部を見る

前方部のピークには小さなお社が建つ

前方部手前には鳥居がある

鳥居をくぐって、前方部から後円部を見る

仁井宿浅間神社古墳 横姿  右に後円部

 

セブンイレブン佐原関戸店にて休憩

森戸大法寺古墳 香取市森戸
見学日2025/4/25

仁井宿浅間神社古墳の西約4km 大法寺境内に古墳がある。
前方後円墳だというが、円墳にしか見えない。
利根川の支流・大須賀川の南岸にある。
寺の入口は、南側の道路から

 森戸大法寺(ダイホウジ)古墳は 全長60mの前方後円墳 
 現状は直径32.5m・高さ6.5mの円錐形
 西側に、前方部があったと考えられている。
 埴輪が出土している。
 前方部が削られて、後円部しかない。

東から見る

墳頂のお堂

墳裾左のお堂には、
南北朝時代の阿弥陀一尊図像板碑が
保存されているそうだ


阿弥陀如来坐像が線画で描かれている。

    

禅昌寺山古墳 香取市大戸川
見学日2025/4/25

森戸大法寺の南西約1.5km、禅昌寺にも古墳がある。
この古墳も、利根川の支流・大須賀川のそばにある(西岸)。
208号線沿いの浄連寺入口から入るとわかりやすい。

 禅昌寺山古墳は  全長60~70mの前方後円墳で西側に前方部があったと考えられている。
 現在は僅かな墳丘が残るだけで、墳丘上に祠がある。
 前方部は古くにけずられて
  昭和期に土取りされた後円部から、銅鏡や石枕、武器、武具、馬具などが出土。
 6世紀中頃の築造と推定されている。

禅昌寺山古墳

扁額「三峯神社」の鳥居とお社

写真左が三峯神社の高まり


その右側(南)にも雑木林があるが、
 禅昌寺山古墳の一部なのかどうかは分からない

    

2025/4/25 6日目 午後2時、次は香取郡神崎町へ


中ノ城古墳 (香取郡神崎町)  につづく 

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